ふう、今日も疲れたぜ。
朝から、片道3時間の長距離ドライブによる出張。
往復6時間。
仕事をした時間より、移動時間の方が長いという、なんとも言えない出張。
今日は節分だ。
昨日、「一緒に海苔巻き作ろうか」って話をしてたし、きっと、子どもたちが楽しみにしている。
ついさっき、「海苔巻き、帰ってくるまで待ってた方が良いの?」なんて、妻からグサッとくるメッセージも届いていたし。
急いで、帰路につく。
時刻は午後7時30分を過ぎたところ。
ようやく家につき、遅めの家族団らんを楽しみ、子どもたちと一緒に、恵方巻の代わりの海苔巻きを作って食べる。
夕食が終わった時間が午後9時。
かなり遅め。
いつもなら、もう寝る準備をしている時間。
でも、今日は違う。
ここからが本番。
豆まきだ。
鬼の面をつけて、鬼VS人間の戦争が、始まった。
飛び交う、弾丸(豆)。
二人の女ソルジャー(3歳及び6歳)からの一斉射撃により、被弾。
なすすべなく倒れこむ鬼(37歳、サラリーマン)。
そんなこんなで、時間は午後9時30分を過ぎたころ・・・。
あれ?
なんか、気配がする。
鬼の気配・・・。
今まで感じたことのない、凄まじいオーラを放つ、恐ろしい鬼の気配が・・・。
おそるおそる、顔を上げる。
その目に飛び込んできたものは・・・
鬼だ!!
いや、
つ、妻だ!!!!
夜更かししすぎなんだよ。もう寝る時間はとっくに過ぎてるのに、いつまで遊んでるんだ?いい加減にしろよ?明日、朝、きちんと起きれるんだろうな?朝寝坊したら、許さないからな?っていうか、さっさと寝る準備しろよ。いつもいつも、わがままばっかり言いやがって。こっちは朝から早起きして弁当作って眠いんだよ。早く準備しろよ。
っていう圧力を感じる!!
これが、今晩、節分の夜に見た、鬼のお話。