FXいろいろ

損切りの重要性・必要性を、しっかり理解する

2019年5月28日

どうも、サラリーマンこあらです。

今日は、FXトレードをする上で基本中の基本となる「損切り」についてです。

 

FXトレードにおける「損切り」とは

まず最初に「損切り」とは何かということについて、簡単に説明しようと思います。

というのも、一般的にFXトレードにおいての「損切り」は、大きく分けると以下の2つがあるんです。

  • FX会社による強制決済
  • トレードにおける損失確定テクニック

 

FX会社における強制決済

まずはFX会社における強制決済について。

これは、トレードでポジションを保有している場合に、損失が一定のレベルに達したとき、損失が更に拡大するのを防ぎ、一定の資金を守るためにFX会社側で強制的に実行される損失確定の決済です。

この強制的な決済により、損失が確定してしまうことになります。

しかし、FX会社に預け入れしていた資金を全て失ってしまったり、預け入れた金額以上の損失が発生して、借金状態になるといったリスクを回避することができます。

強制決済が実行されるのは、各FX会社が設定するルールに該当する場合のみ。一般的には証拠金維持率を下回った場合です。

補足説明

  • 証拠金維持率=純資産÷必要証拠金
  • 必要証拠金=取引する際に取引額に比例して最低必要となる預託金

 

「知らない間に強制決済が発生してしまってビックリ!」なんてことを防ぐためにも、証拠金維持率の詳しいパーセンテージや、必要証拠金のパーセンテージなど、強制決済の詳しいルールについては、利用しているFX会社に確認して、しっかりと理解しておきましょう。

なお、強制決済について詳しく知りたいという方は、以下のホームページが参考になります。

【知らないと損!】初心者に立ちはだかる最強の敵、ロスカット徹底解説

 

FXのトレード戦略における損失確定テクニック

続いて紹介する「損切り」は、FXのトレード戦略上、自分の意志で損失を確定する決済です。

このページで紹介したい「損切り」は、こちらの内容です。

この損切りも、意味合いとしてはFX会社の強制決済と一緒。

保有しているポジションにおいて損失が一定のレベルに達したときに、損失が更に拡大するのを防ぎ、一定の資金を守るために実行する損失確定の決済」です。

ただし、この損切りが強制決済と異なる点は、「自分の意志」で決済を行うということ。

この損切りは、トレードにおいて最終的に利益を残すためにトレード戦略の一環としてルールを決めて損切りを行うテクニックです。

そのため、自分自身で損切りのルールを設定する必要があります。

それではここから、このFXトレードの戦略である「損切り」について、ルールの設定方法などを解説していきます。

 

損切りしないとどうなるのか

まず最初に理解しておきたいのは、損切りを行う理由やメリット、デメリットについて。

 

なぜ損切りのルールを設定する必要があるのか?

損切りをしないとどうなるのか?

 

そのあたりについて、イメージしてみましょう。

 

FXトレードは必ず損失を抱える

FXトレードでは、全ての取引で100%勝利することはできません。必ず、自分が考えていた方向や、自分のポジションとは逆方向に相場が動き、損失を抱えることになります。

「必ず」です。

そして、損失を抱えた際に取るべき行動は2つだけ。

  • 損切りせず保有し続ける
  • 損切りして仕切り直し

この2つの選択しのどちらを選ぶと良いのか、それぞれについて考えてみましょう。

 

損切りしない場合どうなるか

まず最初に、損切りをしないで、ポジションを保有し続けた場合。

相場が自分の思った方向に戻ってきてくれたら何も問題ないですが、仮に自分の予想とは逆方向に動き続けたら、損失はどんどん大きくなっていきます。

当然、大きな損失を抱えている状態で決済をするわけにもいかず、自分がエントリーしたレートまで戻ってきてくれ!と祈ることになります。

そしてその間については、トレードに使える資金が残っていないため、目の前にチャンスが来たとしても、動くことができない。

仕切り直して新たなチャンスをつかむことが出来なくなります。

機会損失ですね。

そして先に解説しましたが、損失があまりに大きくなりすぎて、FX会社の強制決済の条件に達してしまうと、強制的に決済処理が行われ、大きな損失が確定し、ひどい被害を受けることになります。

FXトレードを行うための資金は大きく減り、メンタル的にも大きなダメージを受け、立て直すのに多くの時間とエネルギーが必要となります。

トレード資金が小さい場合は、あまり大きな損害は発生しませんが、トレードする資金が大きい場合、損失額も非常に大きくなります。

仮に、自分の年収の金額くらいの損失を被ったとしたら、投資資金を立て直すのにも膨大な時間がかかります。そして、立て直しをしている間は、トレードのチャンスを十分に活用することが出来ません。

 

また、損切りしないというのは、1回1回のトレードが不安定になり、コツコツと積み上げた利益を1回のトレードで全て吹っ飛ばしてしまう可能性も秘めています。

これは、とても危険な状態です。

 

ただ、FXトレードの戦略として「損切りしない」のが絶対にダメというわけではありません。

しかしそれは、資金が潤沢にあり、大きな損失を被ったとしても、その損失を追加資金の投入でカバーしてFX会社の強制決済を受けないトレーダーの場合に限りると思います。

どんなに損失を被ったとしても、溢れる財産により追加資金をどんどん投入して、相場が戻ってくるのをひたすら待つ!

・・・。

まぁ、ちょっと書いてみたものの、普通のFXトレーダーなら、そんなことはあり得ませんからね(笑)

考えるだけ無駄でした。

現時点では、損切りしないという戦略は、「百害あって一利なし」と言っても過言ではないと、私は思います。

 

損切りした場合はどうなるか

次に、損切りを実行した場合はどうか。

これは、単純に考えて、「損切りしなかった場合」と逆の結果をもたらします。

 

FXトレードの戦略として、損失を自らの意志で確定する「損切り」が実行できれば、仮にトレードで自分の思惑とは逆の方向に相場が動いたとしても、傷が浅いうちに決済して損失を最小限に抑え、トレードを仕切り直すことが出来ます。

損失は確定してしまいますが、損失額が小さいために資金やメンタルへのダメージは最小に抑えることができ、仕切り直しできることで機会損失も無く、チャンスに確実にトレードを行うことができるようになります。

先ほども書きましたが、FXトレードというのは、必ず損失を抱えることになります。その損失をうまく扱うために、損切りは必須のスキルとなります。

 

ただし!

1つ注意したいのが「損切り貧乏」。

せっかく「損切り」を実行して損失を最小限に抑えたとしても、損切りを連発してしまい、小さな損失を積み重ね過ぎて大きく資金を減らすようでは元も子もありません。

損切りのルール次第では、悪影響があるということも覚えておき、最適な損切りができるように知識を身につける必要があります。

 

FXトレードでの損切りのタイミング

ここからは具体的に、損切りを行うタイミングについて考えていこうと思います。

損切りを行う場合、そのタイミングは大きく分けて3つあります。

損切りを行うタイミング

  • 自分のトレード根拠が崩れた
  • 損失金額が一定額を超えた
  • 損失値幅が一定値を超えた

これらの損切りのタイミングについては、それぞれメリットとデメリットがあります。

ここからは、3つの損切りのタイミングについて、詳しく解説をしていきます。

 

トレード根拠崩壊による損切り

トレードを行う時は、チャートを分析して、水平線やトレンドラインによる反発(サポートやレジスタンス)など、何かしらの根拠を基に、エントリーを実行すると思います。

そして、そのエントリーの根拠としていた水平線やトレンドラインを抜けてしまうなど、根拠が崩れたタイミングで損切りするというのが、1つ目の損切りタイミングです。

 

メリットとしては、相場の動きを正確に考慮し、その相場に見合った損切りを実行できるため、損切り幅に無駄が無いです。

おそらく、損切りのタイミングとしては、これが一番良い方法だと思います。

 

デメリットとしては、初心者に難しいということ。

トレードの手法がまだ不安定な初心者にとって、トレードの根拠となる理論も不安定で、同じトレードをしているはずなのに「トレード毎に損切りのタイミングが違ってしまう」なんてこともあります。

この損切り方法は非常に優れた損切りを実現できるため、ぜひ取り入れていきたいところですが、難易度が高いため、安定して実行するには時間がかかりそうです。

 

損失金額の一定額超過による損切り

2つ目の損切りは、1回のトレードで許容できる損失金額をあらかじめ決めておき、損失がその金額を超過したタイミングで損切りを行うというもの。

例えば、「1回のトレードにおける損切りの損失金額は、トレード資金の2%までとする」と決めて、損失金額が資金の2%に達したタイミングで損切りするのが、この方法です。

 

この方法のメリットは、だれでも、確実に、迷うことなく損切りが可能という点です。

更に、資金管理の面から見た場合に、損切りによる損失金額が一定額というのは、資金管理上とても分かりやすく、非常に安全で安定した資金管理ができることになります。

 

デメリットとしては、相場の値動きを考慮していないため、本来の適切なレートから離れた、不適切なレートでの損切りになる可能性があるということ。

「もっと保有していれば利益が出せたのに、ルールに従って早めに損切りしてしまったため利益を得る機会を逃した!」なんてこともあります。

 

損失値幅の一定値超過による損切り

3つ目の損切りは、損失値幅(pips)が一定の値を超えたタイミングで損切りを行うという方法です。

例えば「損失値幅(pips)が10pipsになったら損切りする」という風に、値幅を固定することで損切りのタイミングを決定する方法です。

 

メリットとデメリットについては、先に紹介した「損失金額の一定額超過による損切り」と一緒になります。

だれでも、確実に、迷うことなく損切りができる反面、相場状況から考えた場合に不適切なレートでの損切りになる可能性もあります。

 

やってはいけない損切り

ここまで、損切りを行うタイミングについて3つの方法を紹介してきましたが、その中で、個人的に「これはやっちゃダメ!」と思う損切りの方法があります。

それが、3つ目に紹介した「損失値幅の一定値超過による損切り」。

実はこの損切りの方法は、私がFXトレードを始めてからずっと採用し続けていました。

 

私、やっちゃってた人なんです(笑)

 

では、私はなぜ、このバカげた損切りの方法を採用したのか?

  • 損切りはFXトレードを行う上で必須
  • 損切りを制する者がトレードを制す
  • 損失はなるべく小さいうちに切ってしまう

私がFXトレードを始めた当初から、上記のような「損切りはめっちゃ大事!」的なことを目にすることが多かったんです。

 

そして私は考えました。

「じゃあ、損失は最小限にとどめるため、FX会社の逆指値注文の最低pipsである6pipsを損切りの固定にしよう」と。

 

その結果、どうなったか・・・

そうです!

見事に「損切り貧乏」です!

 

ではなぜ、そんな損切り貧乏になってしまったのか?

その理由は単純明快。

相場は日によって値動きの大きさが異なる」という事実を無視していたからにほかなりません。

つまり私の例で言うと、6pipsの損切り幅というのは、値動きの大きい日からすると損切り幅として小さ過ぎて、エントリーして数秒後には損切りになっている。

逆に、値動きの小さい日からすると損切り幅が大きすぎて、なかなか決済されない。

 

この「損失値幅の一定値超過による損切り」は、とても不安定な損切りになってしまうんです。

私がその理由に気が付いたのは、トレードを始めて9年くらい経ってから。

遅すぎですね(笑)

 

最適な損切りのルール

では逆に、どういう損切りのルールが優れているのか?

今度は逆に、私が最も適切だと思う損切りのルールを紹介します。

 

私が最適だと思う損切りのルールは以下の両方を備えたものです。

最適な損切りの要点

  • 自分のトレード根拠が崩れたとき
    かつ
  • 損失金額が一定額を超えたとき

 

このルールが最適だと考える理由

この損切りルールが最適だと考える理由は2つあります。

まず1つが、「自分のトレード根拠が崩れたタイミング」の損切りということで、相場状況から考えて最も無駄がなく、最適な箇所で損切りを実行できるという点。

もう1つは、「損失金額が一定額を超えたタイミング」の損切りということで、例えば、損切りを実行する損失金額をトレード資金の2%と設定した場合、資金管理面から考えて、毎回2%の損失でとどめることができ、非常に安全で安定した資金管理が可能になるという点。

 

つまり、最適な箇所で損切りが可能になり、かつ、安定した資金管理も実現できるということ。

これ以上はない、とても魅力的な損切りのルールです。

 

このルールを実行するポイント

では、どうやったら、この損切りルールを実行できるのか?

ポイントになるのが、取引枚数(取引数量、ロットとも言う)の調整です。

 

例えば、水平線のサポート確定をエントリーの根拠としたトレードを実施する場合。

その相場状況によって損切りを行うポイント、つまり「水平線下抜け」による損切りの値幅は下記の図Aと図Bで異なっています。

仮にトレード資金が100万円として、1回の損切りによる損失額を資金の1%(つまり1万円)に設定した場合、値幅も適正にして、かつ損失額も一定額にするためには、取引枚数を調整するしかない。

つまり、図Aと図Bのそれぞれの場合は・・・

となり、取引数量を変えてトレードを行う必要があります。

参考知識

<ドル円の場合>

1pips=0.01円動く場合、1枚(1万通貨)でトレードしたとすると

  • 0.01円×10,000通貨=100円の損益

つまり今回の枚数調整の場合は、10pips=0.1円動く場合

  • 0.1円×X通貨=10,000円
  • X通貨=100,000

ということで

  • 100,000通貨=(100,000/10,000通貨)枚=10枚

損切りを最適化するために、取引数量を毎回計算することになり、少し面倒ではありますが、この方法で損切りを実施することで勝つFXトレードに近づくわけですから、実施しない手はないですよね。

この損切りのルールは非常に使えますので、ぜひ使い方をマスターして、値幅と資金管理面の両方から適正な損切りを実行してください。

 

損切りを確実に実行する方法

ここまで損切りの方法について説明してきましたが、それと合わせて需要になるのが、FXトレードで損切りを確実に実行する方法です。

 

損切りの実行は「成り行き」での決済により行うこともできますが、できれば「成り行き」避けたほうが良いです。

その理由は

  • 人間のメンタルが弱いから
  • メンタルが弱くて、いざとなったら損切りできなくなるから

いくら明確な損切りのルールを決めたとしても、実行するのが人間であれば、迷ったり、躊躇したり、適格に実行することができないのは目に見えています。

 

これを回避するためには、基本的に「逆指値注文」を行うのがベスト。

コンピュータに任せて強制的に実行されるようにしておけば、間違いなく損切りが実行されます。

できれば、エントリーと同時に逆指値注文ができるような機能を活用して、人間が作業する余地をできる限り少なくした方が、メンタルの弱さに負ける機会が減りますからね。

 

損切りは勝つためのトレードに必須

それでは最後にもう1点だけ。

損切りの重要性について、以前「基礎知識2:トレードで勝つために必須な3つの知識」の記事で「損切りの知識はディフェンスの知識」と紹介しました。

これは間違いではありません。

 

でも実は、ディフェンスだけではないんです。

損切りは「リスクリワード比率」と組み合わせて活用することで、勝つトレードを行うために必須の要素になります。

損切り幅を決めることで、利益確定の値幅を決定し、そのトレードに対する勝率とリスクリワード比率から、自分が採用しているトレードルールが、勝てるトレードルールなのかを判断する。

そんなことも考えられるようになります。

これについては、リスクリワード比率の記事で紹介しようと思います。

(「FXトレードでリスクリワード比率を活用する方法」も合わせて確認)

 

ここまで説明してきて、損切りの重要性は理解できたと思います。

ぜひ損切り知識を極めて、勝てるトレードをしていきましょう!

 

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