FX:知識

ボリンジャーバンドを使った逆張りトレードを検証してみた

どうも、サラリーマンこあらです。

FXトレードで安定的に収入を得るために、手持ちの武器になるトレード手法を増やそうと思っています。

そのために、ちょっと検証作業をしてみました。

 

今回、検証した手法

今回、検証作業した手法は、ボリンジャーバンドを活用した逆張りの手法です。

ただ、ボリンジャーバンドの逆張り手法といっても、色々な方法がありますからね。

今回は、この本を参考にしてみました。

この本に、ボリンジャーバンドを活用した逆張りのチャートパターンが5つ紹介されています。(P68~69を参照)

そして、そのチャートパターンを活用したトレードについて、検証作業をしてみました。

 

まず、前提条件。

検証作業の前提条件

  • 時間足:日足
  • 通貨:ドル円
  • 検証期間:6年半
    (2013年~2019年6月)

 

 

次に、トレードルール。

トレードルール

  • エントリー:ボリンジャーバンド±2σに到達後、本で紹介されている5つのチャートパターンのいずれかが発生した場合、翌日の始値でエントリー
  • ロスカット:エントリー前日の日足の高値安値の値幅分だけ、エントリー方向から逆行した時点で決済
  • 利食い:移動平均線に到達した場合、翌日の始値で決済

 

検証結果

上記のルールで検証した結果は以下のとおり。

 

検証結果

  • トレード回数:86回
    (勝ち37回、負け49回)
  • 勝率:43%
  • 平均R倍数:1.4(0.1~4.9)
    ※勝ちトレードの場合のみR倍数を算出
  • 収支:954pips

 

トータルで見ると悪くないですね。

 

ただ、気になる点がいくつか。

  1. トレード回数が少ない
  2. 年によって成績にブレがある

 

トレード回数が少なすぎる

まず1つ目が、「トレード回数の少なさ」です。

日足を使っているので、トレード回数が少なくなるのはしょうがない。

ただ、程度がね(汗)

この手法だと、6年間で90回。1年あたり15回しかトレードできません。

かなり、少ないです。

 

トレード回数が少なすぎると、大きな相場の変化、1回のミスなどで結果が左右されやすく、結果が安定しにくくなります。

そしてこれが、以下で説明する、もう1つの気になる点にも繋がっていきます。

 

年によって成績にブレがある

もう1つの気になる点は、年によって、収支に差があるという点。

 

今回の検証結果を、年ごとに表すと、

  • 2019年:+322pips
  • 2018年:▲241pips
  • 2017年:▲117pips
  • 2016年:+529pips
  • 2015年:+363pips
  • 2014年:+178pips
  • 2013年:▲89pips

となります。

 

見て分かると思いますが、マイナスの年がありますよね。

トータルで見たら954pipsのプラスですが、毎年、プラス収支になるわけではない。

 

これ、意外と重要なんですよ?

だって、よく考えてみて下さい。

 

1年間、

毎日毎日、

粘り強く、

トレードしてきました!

 

で、

 

「収支は、マイナスでした!」

 

なんて。

やってられなくないですか?

 

「自分の1年間は、お金を減らすために費やしてきたんじゃない!!」

 

そう叫びたくなりますよね。

メンタルダメージ、ハンパない。

 

いくら、「単発のトレード結果に一喜一憂せず、トータルで考えよう!」と言っても、限度があります。

 

せめて、

 

せめて、1年間のトータル収支はプラスにしたい。

そうじゃないと、精神的に、キツイです・・・。

 

利用価値

ここまで、色々と考察してきましたが。

結局、今回の「ボリンジャーバンドの逆張り手法」は、利用価値があるのか?

 

個人的には、

単体での運用は避けたい

です。

 

トータルではプラス収支なわけですから、手法としては悪くはないと思います。

が、

年間でマイナス収支になる時があるのは、ちょっとキツイです。

 

なので、

ほかに、この手法のマイナス収支を補完するようなトレード手法があるなら、一緒に運用したいところですね。

 

あと、他の通貨ペアでも試してみたいです♪

 

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